インストーラ自身を削除する Flash Player は困る

AdobeFlash Player はいろいろとムカつくのである。まず,ダウンロードするとき,Adobe Flash PlayerMcAfee をインストールする」にチェックが入っていること。もうひとつは,ダウンロードしたインストーラを実行すると,インストーラは勝手に自分自身を削除するということである。
例えば,Adobe Flash Player 11.7.700.169 からダウンロードできるインストーラは install_flashplayer11x32_mssd_aih.exe というものだが,これを実行すると,インストールに失敗することがある。

これは「メタファイルのダウンロードに失敗しました」というメッセージでインストールに失敗している例である。単に失敗なら,ネットワークの設定を確認してもう一度実行すればいいじゃないかと思うのだが,何とこのインストーラは成功しても失敗しても自分自身を削除してしまうのだ。だから,失敗した場合はもう一度ダウンロードからやり直さなければならない。バカじゃないのか?
実は,インストールに失敗する場合,別の方法もしっかり用意されている。Flash Player レスキュー! - インストール時に問題が発生したら からダウンロードして実行すればいい。そんなことなら最初からこのファイルをダウンロードさせればいいじゃないかと思うのだが,それだと McAfee のダウンロードオプションがつけられないので,Adobe としては嬉しくないのだ。まったく忌々しいぜ。