クラリッサ・ウォードの言語適応力がスゴい

クラリッサ・ウォードは CBS の特派員である (Clarissa Ward - Wikipedia)。
CBS Evening News を見ていると,たまに電話口で中国語を話していたりすることがあるので前々から注目していたのだが,今回は度肝を抜かれた。
彼女は現在エジプトのカイロで取材をしているのだが,11月19日のニュースでは,「エジプトなまりの英語」で質問をしているのである。エジプト人にはエジプト訛りの方が通じやすいのだろう。映像は次のサイトで見られる。

質問はエジプト訛りの英語,レポートはアメリカ英語でやっていて,どうすればそんな使い分けができるのか想像もつかない。
クラリッサ・ウォードは,米国と英国で育ち,フランス語とイタリア語を流暢に話し,中国語,アラビア語,ロシア語,スペイン語に堪能だという (Clarissa Ward - CBS News)。どんだけwww。この中には「訛りのきいた英語」は入っていない。
しかし,彼女の本当のスゴさは,その語学力ではなくエジプトやシリアなどの情勢の不安定なところへ行って取材することなのだけれども。